五條地区医師会の病診連携事業とは

病診連携事業とは、病院勤務医師とその地域の診療所医師との連携を充実させて、患者さんを中心とした、患者さん本位の医療を達成しようとする取り組みです。
病診とは病院と診療所の頭文字を並べたものです。

五條地区医師会と県立五條病院との間の病診連携は、それまでの長い交渉の歴史を経て、平成4年5月28日協定書が調印され、同年6月1日より病診連携事業が開始されました。

18年も以前のことで、県下で最も早く開始された連携の一つです。

協定書に盛り込まれた文言に病診連携の精神がよく表れていますので簡単に紹介いたします。

 

『病院と診療所の本来の機能、役割をそれぞれ分担しながら、患者を中心とした、患者本位の一貫性のある医療の供給に努めること。
病院のオープン化に努め、お互いに保健や医療に関する様々な情報を交換すること。
生涯学習の場とすること。
お互いの代表が協議する場をもって、今後発生してくる問題に適切に対処すること。』

 

以上の協定内容に基づいて、実施要綱を決め、これに基づいて活動を続けて参りました。
具体的には、病診連携運営委員会や研修会の開催、地域医療室の設置、高額医療機器の共同利用、オープンベッドの設置、登録医・勤務医個人情報の交換、南和地区当直情報の提供、五條病院外来診察医師一覧表の提供、病診連携事業実績の報告等であります。

平成18年11月、県立五條病院にも地域医療連携室が設置され、患者さんの紹介や逆紹介に大変役立っております。
また、平成19年7月からは県境を越えて橋本市民病院と五條市医師会との間でも病診連携の協定が結ばれ、活動が開始されているところです。